2008年 08月 23日
日常生活と音楽について |
レッスンに来られる方はいろんな方がいらっしゃいます。 目的もさまざまです。 プロを目指す方ばかりでなく、1曲でもいいから英語の歌を歌ってみたいとか、 飲み屋でエエカッコしたいとか、はたまた、歌は腹筋を使うので、 シェイプアップのためであるとか・・・。まぁ、目的は何でもいいんです。 歌うことを通して、何かを学んでいただければ、それでいいと考えています。
日常生活の中に音楽をする時間があることは、すばらしいことですが、 音楽をする、ということを、何か特別なことをするかのようにあつかうと、 ジャズとは少し遠くなってしまうかもしれません。 特に、歌を歌うということは、本来、特別なことでもなんでもありません。
今はほとんど見かけませんが、昭和40年代前半くらいまでは、 夕方、おばあさんが赤ちゃんをおぶって、子守歌を歌いながら のんびりと外を歩いてる光景を見ることができました。 あの、子守歌を歌う時のおばあさんの力の抜け方は、 スタンダードを歌う上で必要な体の使い方と言えますし、 また、赤ちゃんを寝かすために、ゆっくり、ゆっくりと インテンポで歩いていく体の動きなど、スローバラードを歌うための リズムの感じ方そのものと言えます。
歌う時に、「さん、はい ! 」と言って構えてしまうと、 その歌い手が、いい表現者であっても、自分の中の歌う居場所を見失うことがよくあります。 リラックスをして、「日常生活」と、「自分が歌うこと」の接点を見つけることも、 歌が上達する秘訣かもしれません。
日常生活の中に音楽をする時間があることは、すばらしいことですが、 音楽をする、ということを、何か特別なことをするかのようにあつかうと、 ジャズとは少し遠くなってしまうかもしれません。 特に、歌を歌うということは、本来、特別なことでもなんでもありません。
今はほとんど見かけませんが、昭和40年代前半くらいまでは、 夕方、おばあさんが赤ちゃんをおぶって、子守歌を歌いながら のんびりと外を歩いてる光景を見ることができました。 あの、子守歌を歌う時のおばあさんの力の抜け方は、 スタンダードを歌う上で必要な体の使い方と言えますし、 また、赤ちゃんを寝かすために、ゆっくり、ゆっくりと インテンポで歩いていく体の動きなど、スローバラードを歌うための リズムの感じ方そのものと言えます。
歌う時に、「さん、はい ! 」と言って構えてしまうと、 その歌い手が、いい表現者であっても、自分の中の歌う居場所を見失うことがよくあります。 リラックスをして、「日常生活」と、「自分が歌うこと」の接点を見つけることも、 歌が上達する秘訣かもしれません。
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by music-bird
| 2008-08-23 04:29